日本人のための靴の中敷
Anatomical Fußbett
靴を履くことで骨格を矯正し足のバランスを整え、治療や機能回復をはかる医療靴技術であるドイツ整形外科靴技術の考え方によって、日本人のために開発された足の健康を維持・増進することのできる靴の中敷(インソール)。
スニーカー、登山靴、輸入健康靴等に多い、中敷を取りはずせるタイプの靴に入れ替えて使用することができます。
予防・改善の機能性と検証
日本人の標準的な足の骨格に適合した形状が、足のアーチを支え、立位、歩行時のバランスを整えることによって、外反母趾の予防や痛みの緩和だけではなく、タコやウオノメ、扁平足、踵の歪み等の改善、さらに膝や腰のトラブルの改善・予防も期待でききます。
これらについては、筑波大学元教授の白木仁先生、同元准教授の足立和隆先生によって、 立位時、歩行時の足底圧の分散効果等の足痛を予防・緩和する機能性が検証されています。
- 筑波大学大学院2006年修士論文「立位・歩行時の足圧分布に対する足底板の効果」
製法と素材の特徴
本体が、コルク粒のみを水溶性接着剤で熱圧着成形しているので、透湿性、通気性に優れています。
加えて、C-S-2、C-S-3は、トップカバーに使用している低反撥材(朝日ラバー製サポラス)が、加硫剤・発泡剤等を含まない衛生性の高さに加え、吸湿性、通気性に優れ、さらに銀イオンによる抗菌処理をしているため、靴内環境を良好に保つことが期待できます。
使用時の靴内換気の良さについても、足立和隆先生によって検証されています。
- 同上2007年「インソールの違いによる靴内環境の変化について」
素材
ベース
- コルク100%(水溶性接着剤で熱圧着成形)
- 強化ネットはポリエステル
トップカバー
- C-S-2 / C-S-3 : 低反撥材(朝日ラバー / サポラス)
(加硫剤・発泡剤等無添加のスチレンエラストマー 、ゼオミック抗菌処理[JNLA試験 : 抗菌活性値は、黄色ブドウ球菌では4.3〜4.4、同、大腸菌では6.2]) - C-2 : 人工皮革
生産地
福岡県大牟田市