製法と素材の特徴
- 糖尿病患者の足病変の誘因でもある靴擦れを極力避けるため、ライニングには肌触りがソフトで、血液等が付着しても硬化しにくい素材(TORAY/エクセーヌ)を使用し、加えて特殊な製法でほとんど縫い目のない仕上がりになっている。
- 感染症を防ぐために、フットベッドの表面には、銀イオンによる抗菌性を有した特殊な低反撥素材(朝日ラバー/サポラス)を使用している。
- 本底は、筋力低下等による歩行困難や転倒等への対処のために、フレア、ロッカー等の形状加工を、手作業で施してある。
- 福岡県立大学によって、開張足等に対する予防効果が実証されている。
素材と生産地
靴本体
素材
- アッパー:牛革(輸入原皮、国内加工革) / スニーカーに使用の伸縮素材はポリエステル
- ライニング:TORAY・エクセーヌ / 子供靴は豚革(国産原皮、ノンクロムタンニン鞣し革)
- 本底:EVA+合成ゴム (日本製)
- 中底 : パルプ紙、スニーカータイプは不織布 (いずれも、樹脂で強化し、スチール製シャンク入り)
生産地 福岡県久留米市
オリジナル本底の生産は兵庫県
フットベッド(中敷)
素材
- ベース : コルク100%(水溶性接着剤で熱圧着成形)、強化ネットはポリエステル
- トップカバー : 朝日ラバー製低反撥材・サポラス(加硫剤・発泡剤等無添加のスチレンエラストマー 、ゼオミック抗菌処理) / 子供用はヘンプ布
生産地 福岡県大牟田市